深夜アニメ館: アニメキャプ+感想+考察その他

2005/6/20 Monday

英國戀物語エマ #12(最終回)

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エマ、第12話「スズラン」。う?ん、既に落し所は判っていたとはいえ、煮え切らない最終回になっちゃいましたねー。てかウィリアムへたれ過ぎ。

もっとも最初から1クールで収めるのはムリだってのは予想されていたわけですから、中途半端でもここで切るのは仕方ないでしょうね。スタッフは2期目に繋げる気マンマンみたいですから、あとはスポンサー次第って事でしょうか。原作はここから物語が大きく動いていくわけですから、ぜひとも2期目が実現して欲しいところです。





エマがケリーに拾われる経緯キタ━━(゚∀゚)━━ !!!!! 本来は前回語られるはずのエピソードでしたが、ここの回想にもってきましたか。やっぱりこのエピソードは欠かせませんからねー。

でもケリーって当時としてはメチャメチャ進歩的な考え方を持っていたんですね。この会話の中でも描かれていますが、出自が卑しい子供にはまともな仕事なんてできっこないってのが定説だったのでしょうし。




マジで「何故それを早く言わないんだ!?」って感じだなー。「言いたくなかったんだがなー」ってハキム何か企んでたんか?

でもやっぱエレノア不憫や。本来のキャラ設定で言えばもっと無邪気で我侭なはずなのに、なんだかしおらしくなっちゃってるし。でもアニメではもうエレノアもエマの存在を知ってるんだよなー。2期目に繋がったとしてもちょっと波乱含みになりそう。

エレノアを後にして、エマを引き止めに飛び出すウィリアム。でもその時既にエマは――




このあたりの描写はなんかあざとい感じがするなー。まあ言いたいことはわかるけど・・・。ここでもすれ違ったウィリアムは馬車を飛ばして駅へ急ぎますが――



あれーー!?会っちゃったよ間に合っちゃったよ!?これは原作とはかなりかけ離れた展開に!!ここでエマの引止めに成功してハッピーエンド!?いやそれは・・・難しいよな。




なんじゃこのヘタレた展開はーーーー!?
エマが相当な覚悟を決めてウィリアムの元を去る決心をしていたのはウィリアムも手紙読んで知っていたんじゃなかったのか!?会いさえすればエマが腕の中に飛び込んで来るとでも思ってたんかウィリアム!?

エマだって別れるのは辛いに決まってんじゃん。それを抑えてまで別れると決めてるんだから、この反応は予想の範囲内だろうに。最後まで覚悟の足りないヤツだなー。

まあいろいろ考えること多くて決断には時間が足りなかったのかも知れないけどさ。もちっとマシな反応であれば結果は変わらなくてもすっきりしたんだろうけどね。・・・でもまあそこまでのキャラだとお話にならないのも確か。これはこれと納得するしかないんでしょうね。

・・・てなわけで多少の時間軸の変更やエピソードの加減はあったものの、ほぼ原作2巻までの内容を消化したところでアニメ版1期は終了したわけですが、やはりここでぶち切れは中途半端ですねー。原作は既にほぼ6巻相当分まで終了し、少なくとも7巻分までの分量があるわけですから、これから先のエピソードのアニメ化にも期待したいところです。

でも原作ファンとしては歯切れが悪い部分もありましたが、それも期待が大きすぎたからで、シリーズ全体としてみればかなり高水準のアニメ化だったことは確か。特に背景美術や音響、こまかな部分までの丁寧な作り込みは秀逸です。
今時の深夜アニメの中では突出した出来なのは間違いないでしょう。スタッフには今後も高水準な作品を期待したいところです。

ところで、駅でのシーンですが・・・



マダム ドロテア・メルダース&ターシャ キタ━━(゚∀゚)━━ !!!!!
この先の重要キャラが最終回で来ましたよ!そして最後まで回収されることの無かったこの先のエピソードに繋がる様々な伏線の数々!

スタッフは2期目以降も製作する気マンマンのようですね。あとはDVD等関連商品のの売上しだいか!?マリみてみたいに既に決定されている可能性も未だ否定は出来ませんヨ。ここ数ヶ月のニュースにも、注目です!

2005/6/13 Monday

英國戀物語エマ #11

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エマ、第11話「過去」。リチャードの再度の説得にもエマを諦めきれないウィリアムは、再度ストウナー邸を訪れます。そんなウィリアムを見かけたアルは、彼を自宅に呼び、エマの過去を語るのですが――

次回予告からすると、やはり最終回はあそこで〆ですか。そうもそうすると終盤の改変は・・・。1クールで終了とみるといかにも中途半端な状態になってます。キャンベル家との関係や、ウィリアムの母とのエピソードなど、先へ繋がるはずの要素がことごとく放置されてます。やはり2期を意識せざるを得ない作りですね。

原作のストーリーからみればここまでは序盤の舞台設定。これからが本来の物語の始まりだと思いますし。




ウィリアムの意気込みはいいんだけど、その無邪気な行動の裏で傷ついてる人もいるわけで。エレノアも不憫やなあ。

ここで注目は親父の台詞。原作読者にはその意味するところは明白なんですが、アニメが初見の人にはわかんないですよねぇ。ここらへんの作りは個人的にはちょっと残念。原作知ってなければ全ては楽しめないよってな作りはなあ・・・。少なくとも今シリーズでそのあたりが語られることは間違いなく無いわけですから。




アルが語るエマの過去・・・。アレ?エマがケリーに拾われる経緯はバッサリカット!?工エエェ(´д`)ェエエ工

まあこれはこれでアリだとは思うんですけど、今度は逆に原作知ってる人にとっては不満なシーンでは?それにこのあたり、時間軸をいじった咎めが出てますね。

原作ではこのシーンは前回「すれ違い」の部分に入ってるんですよね。エマとの待ち合わせに遅れたウィリアムはストウナー邸に向かったもののエマには会えず、そこで出会ったアルに“エマが帰るといっていた故郷の村”のことを聞き出すといった流れの中で語られるシーン。ウィリアムの訊き方ももっと切羽詰ってるわけで、だからこそ「俺が言ったなんて言うなよ」と前置きした上でアルも話し出すわけです。(第13話 さよならエマ-中編-)

アニメ版だとウィリアムもアルも妙に落ち着いていてそんな切迫感はないんですよね。アルがわざわざエマのプライバシーを語る必然性がない。それに必然性という観点から言えば、この時点でエマがロンドンに居続ける必然性もまたありません。既に家を出る支度は済ませてますし、ウィリアムに会いに行った先のジョーンズ邸でもあのあしらいだったわけですし。
ウィリアムに最後の別れを告げたらすぐにロンドンを去ろうと決意し、そしてすれ違いのあと本当にすぐにロンドンを去ってしまった原作版エマの行動の方がずっと自然。やはりこのあたり終盤の尺合わせ的な感じが強い。

まあでも原作を知らなければそれなりに良かったんですけどね。でも返すがえすケリーとの出会いのエピソードが削られたのは残念。あそこがいいのに。


エマの辛い過去を聞いたウィリアム。そんな彼は今何を思う・・・ってところで次回は最終話「スズラン」。予告のカットを見れば原作読者にはどこで終わるのかわかりますね。なんだか総集編のようなノリでしたけど、どのようにまとめるんでしょう?そして今後のエピソードを語る第2期の有無は?その答えが出るのは、もう少し先になりそうです。

2005/6/6 Monday

英國戀物語エマ #10

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エマ、第10話「すれ違い」。
ひとり故郷へ帰ることを決意し、ウィリアムへ別れを告げるためにジョーンズ邸を訪れるエマ。しかしそこでエマを待っていたのは――

なんだか原作を大きく改変してきましたヨ。これはアニメオリジナルエンドを目指す布石ですか!?




テラスからだいぶ離れたジョーンズ家の門前を訪れたエマをバッチリ発見するハキムの目の良さはすんげーなあ。ハキムと特に言葉を交わしていないのにさり気に連携するスティーブンスもなかなかですな。

エマの来訪をリチャードが目撃するってのはアニメオリジナルですね。これは後に繋がってくるのか?ヴィヴィはまんまヴィヴィですねぇ。ハキムがつけていた香りに嫉妬の炎を燃やすとことかハマってる。まあこれもアニメオリジナルですけどね。



ケリーの死を知らされても( ゚Д゚)ポカーンなウィリアム鈍すぎ。気付くの遅せーよ。でも、何らかの手を打ってくるかと思えたリチャードは静観の構えですな。この2人の間にも無言の会話が成り立っているような気もしますね。




工エエェ(´д`)ェエエ工
すれ違ってないじゃん!バッチリ会えてるし!この展開は全くの予想外。
だいたい窓に鈴なりのメイドたちってのは本来ここじゃないんだけどなー。てことはやっぱあそこまでは行かないって事だよな。アニメオリジナルエンドの可能性が大きくなってきたか?

でも残り2話でどうまとめるんだろう?この状況からハッピーエンドに持ち込むのはかなり苦しいしなあ。キャンベル卿やオーレリアのエピソードなど、さわりだけ出て放置されている要素もかなりあるよ。それに次回は、本来なら今回語られるべきだったはずのあのエピソードみたいだし。

てなわけで次回「過去」。エマの過去が今明らかに・・・って、ラス前でそう持ってくるか?マジで先が見えませんよ!!

2005/6/3 Friday

英國戀物語エマ #09

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エマ、第9話「ひとり」。ケリーの死により生活が一変するエマと、エマを諦められないながらもジェントリの日常に流されゆくウィリアムの時があわせて語られます。エマとの仲をなんとか認めさせたいウィリアムですが、エマは既に決心を固めていました。




葬儀のシーンなど、原作になかった場面が丁寧に語られてます。でも立会人が少ないなあ。長年家庭教師をやってきたはずなのに、最後がこれじゃあ寂しいなあ。

そしてエマ。やっぱり雇い主の死と共にこの家を出て行くことになるんですねぇ。そしてそのことをウィリアムには伝えようとしないってことは・・・。そして最後の夜。いつもの猫のエサやりから、暖炉の前で泣くシーン。切ないっすねぇ。殆んど感情を表に出すことのないエマだから、なおさらのこと。原作に書かれてるモノローグを、わざわざ語らせることなく伝える演出は、秀逸です。

ネコ。すぐに代わりを見つけてるあたりが・・・動物ってしぶといよなあ。




そしてウィリアムサイド。なかなか自分に興味を示してくれないウィリアムの気を惹こうと、涙ぐましい努力を続けるエレノアがまた・・・。この娘も悪い子じゃないんだよなあ。

“伝統は確かに大切だけど――”思わず心のうちを語るウィリアム。原作ではここでエレノアがちょっと勘違いをするような演出があったと思うんですが、アニメ版だと雰囲気違いますね。でも、その後そんなウィリアムに冷や水を浴びせるようなリチャードの言葉が・・・。

テラスでのウィリアムとエレノアとのやり取り。これもアニメオリジナルですが、なんだかエレノアが“ウィリアムは自分に興味がない”ことを察しているかのようなシーンになってますねぇ。このあたりどうなんでしょ。
そして馬車の中での抗議。相手にしないオヤジ。エレノアの気持ちを思い途方にくれるグレイス。ウィリアムがいくら頑張っても、なかなか思い通りにはいきません。

さて来週は、エマがジョーンズ家を訪ねます。ですが・・・。
次回のタイトルは「すれ違い」。

深夜アニメ館 © 2005- Takashima Kiyoshi / Nuruota.com


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