深夜アニメ館: アニメキャプ+感想+考察その他

2005/5/3 Tuesday

エルフェンリート #05

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エルフェンリート第5話「落掌」。今回はマユの事情にスポットがあたります。そして1話冒頭のルーシー脱出を手引きしたのが誰かということも明かされるのですが――

このあたりの流れ、原作よりずっと良くなってますねー。原作のエッセンスを損なうことなく一段上のクオリティでの作りこみはスバラシイ。原作に相当の理解がないとこうはいきません。
既にファン層がいる原作付きだと公開時点である程度の視聴者が見込めることもあって近年多く製作されていますが、逆にそのせいか安易な作りのものが目立ちます。そんな中で原作の良さを活かしながらしっかりとした作りこみがなされているのは非常に好印象。
こういう作品がもっと出てくれることを期待します。

本作は有料の衛星放送でしかも15禁タイトルとしての放映でしたから、その分DVD等派生商品のセールスは厳しいものがあったと思います。今回の地上波放映を期にそちらの方も向上するといいですね。こういうしっかりした作りの作品がもっと出てくるためにも。



“自分がいると迷惑になるから――”と楓荘を出たマユ。心配したユカとコウタはマユを引き取ろうと探しに出ますが・・・。

原作よりもずっと自然な展開になってます。まあこのころの原作はまだかなり荒削りだったわけですが。前話でユカがパン屋から出るマユを見つけたのもこんなふうに繋げるためだったんですね。



児童虐待キタ━━(((( ;゚Д゚)))━━ !!!!!
エグイ、エグイっすヨ!!母親の再婚相手から頻繁に性的虐待を受けた上に、相談をもちかけた実の母親にも嫉妬され疎まれるとはあんまりにも救いがないっすよ。こりゃートラウマになるでしょー。
これで人格崩壊に至らなかったのは奇跡みたいなものですヨ。家を飛び出すのも当然っす。



そして、全てに絶望し入水自殺を思い立ったマユを引き止めたのがわん太でした。でもそのわん太も元の飼い主に連れ去られてしまいます。

ホント神も仏もない展開。(ノД`)・゚・。
やっとこの日14歳になったばかりの女の子にこの展開はキツ過ぎますよ。




その夜、雨の海岸で寒さに震えるマユは付近の住民から通報を受けた警察官に見つかってしまいます。家に連れ戻されるのを怖れたマユは逃げ出しますが、そこでちょうどマユを探しに来ていたコウタたちと再会、引き取られることに――。

今までがあまりにも救いのない展開だったからこそ、これからのシーンが引き立ちますよね。パン屋のねーちゃんもいい人だったんですねぇ。それに大盛りのご飯を差し出しうんうんうなずくにゅうも。おもわずほろっとなった人も多いのでは?



そしてマユは楓荘の住人に。学校に通うようになってからずいぶん明るくなったマユ。マユの母親のあまりのそっけなさに驚いたコウタですが、詮索はしないと決めた以上深入りはしないことに。そしてにゅうも、コウタたちに付いて大学に通うようになったのですが――



この大学でディクロニウスの研究をしていた長官の息子、角沢教授に見つかってしまいます。角沢から“ルーシー(=にゅう)は自分の姪で、いなくなってから両親が必死で探している”と聞かされたコウタは已む無くにゅうを引き渡すことにしたのですが・・・。

しばらくでもいっしょに暮らしていたにゅうをいきなり引き離されるのは辛いか。にゅうも嫌がってるし後ろ髪を引かれる思いだわな。でもこの時点では角沢の言い分に対抗できないよなぁ。
でもそんなコウタを見るユカの気持ちもまた複雑。



緊縛プレイキタ━━(゚∀゚)━━ !!!!!
角沢、イキナリかヨ!しかもルーシーの攻撃を防ぐために麻酔まで準備してるとは用意が良すぎ!

帰ってマユに今日の件について話すユカとコウタ。「でもそれってホントなのかな?」マユは今回の話に疑問を挟みます。冷静に考えてみると確かにおかしい部分も。もう一度角沢に会って確認しようと思うコウタですが、ユカにはもっと気になっていることが――

マユ、するど過ぎ!坂東への応急手当といいホントに14歳ですかあなたは?やっぱ逆境を生き抜くと達観するもんなんかなぁ。
でもこの時点でもコウタとユカは今ひとつ意思疎通に問題があるんだよなあ。まあこの程度のすれ違いは普通にあるもんだけど・・・でもコウタの言動はちょっとズレ過ぎかも。




さて準備万端。薬で眠らせたルーシーと子作りに励もうとした角沢ですが、ふと気付くとルーシーの姿が・・・。にゅうの眠りと共に目覚めたルーシーに、自分はルーシーの味方で、研究所から逃がしたのも自分だと語る角沢。角沢はルーシーに自分と一緒に新人類の世界を作ろうと持ちかけるのですが――

おいおい、最後まで喋らせてやれよルーシー。もうどうでもいいって感じだな。
でも角沢の角はルーシーやナナのとは全然違うような・・・まあこのあたりはアニメでは出てきませんからね。原作ネタですわな。それにしても角沢親子は国の機関を完全に私物化してたんですなー。巻き込まれて犠牲になった人たちの立場は・・・(合掌)

さて、次回は舞台裏に引っ込んでいた人たちが再登場。コウタも自分達の知らないところで何かが進行していることに薄々気付き始めます。そしてコウタとユカは、行方不明になっていたルーシーと再会するのですが――

次回「衷情」をお楽しみに。このあたりから各話の引きが強くなって、次回放映が待ち遠しくなるんですよねー。


エルフェンリート 3rd Note

第5話?第6話を収録

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