英國戀物語エマ #01
うわほ〜い、エマもとうとうアニメ化ですよ。これはもう原作ずっと読んでますからね〜。でも最近マイナー月刊誌収録作のアニメ化が進んでますね。ビームではこの間砂ぼうずがアニメ化されたばかりなんですけど。
でも残念なことにこの作品は1クール放映みたいですから尺の面でちょっと心配。尺が短いとどうしてもカットされる部分が多くなりますからねー。本来は2クールくらいかけてじっくりやって欲しい作品です。
でもオープニングから別の意味で驚きました。この描き込みは半端じゃないっすよ。このクオリティを維持するとなると確かに1クールが限界かも。枚数の関係でキャプを上げられないのが残念ですが、この作品の背景や雰囲気をよく表していますね。前半のヴィクトリア期の庶民の生活と後半の貴族社会の様子、道での暮らしを余儀なくされる人々と富める人々との対比、産業革命が進行中の社会の躍動感など・・・ハイレベルな作画クオリティと共に本編への期待を掻き立てます。スバラシイ!
というわけで英國戀物語エマ、第1話「贈り物」の始まり。本作の主人公、メイドのエマと、豪商の長男坊ウィリアム・ジョーンズとの出会いの場面です。




しきたりにうるさい父親の命で久々に恩師のもとを訪れたウィリアムは、そこで働いていたメイドのエマと会うことになります。エマの美貌と物腰にウィリアムは一目惚れ。もう本来の目的はそっちのけでエマの姿を追うウィリアムですが――。
イギリスなのになんでドアが外開き?な〜んてツッコミは野暮ですね。ドアなんて二人が出会うきっかけを演出する小道具に過ぎません。とにかくウィリアムは一目でエマに夢中ですよ。まあ一目惚れってのは大抵そんなものですが。




ケリーがなかなかいい味だしてますねぇ。ちょいと意地悪にウィリアムをからかうところがなんとも。てかウィリアム、ケリーと話してるのに視線エマの方向き過ぎ。




このあたりは原作を変えてきてますね。原作では目の悪いエマは指摘されるまで気付かなかったわけですが。そして手袋もウィリアムがエマに届けてもらうためにわざと忘れていくんですが、本作では本当に忘れてるみたいでウィリアムのマヌケ度がアップしてます。
ケリーもウィリアムがエマと会う口実作りのために手袋を置いていったことに気付いた上でエマを送り出してるんですけど、本作ではちょっと肩透かしになってます。これはどちらかというと原作の筋立ての方が良かったような。




ここも原作ではラブレターの束を渡されるわけで・・・このあたりは原作を再現して欲しかったところですね。主人宛てよりも多い手紙の束が渡され「届け甲斐がありますよー」なんて会話が交わされた上で「これは、僕から――」とくるからこそ、笑いが取れるわけで。まあともかくエマはご近所では人気の的なわけですよ。
本編では描かれてませんが、郵便配達夫などの平民からだけでなく上流階級の男達からもモテモテなエマ。でも、そんなエマがどうして全てのアプローチを断りつづけているか・・・それは後に語られることに。




エマには会いたい!・・・でもケリーには見つかりたくない・・・ってことで、ウィリアムは待ち伏せに出ます。でもさすがに道端で待つには気がひけるようで店の中で待つことに。でもこの調子じゃあわけわからないもの色々買わされるよなあ。
まあでも目的さえ達成できれば安い買い物だわね。お金持ちにとっては。




この公園のシーン。よく見るといろいろな要素が散りばめられてますねぇ。特に花売りの少女が印象的。ウィリアムは気にも止めませんが、エマはしっかり反応してますよね。これも後から効いて来るとは思いますが、いろいろな伏線があちこちに埋め込まれているのがわかります。まあこれは原作を知っているからこそではあるんですが・・・。エマが目を悪くしたのにもそれなりの理由があるわけで。






そして今かけている眼鏡も思い入れがあるもので・・・単に合わなくなったから取り替えれば済むというものではないわけですね。何気ない会話の中に二人の住む世界やお互いの価値観の違いがふんだんに織り込まれています。この二人がどのようにお互いの距離を近づけ、そして二人を阻む世界の壁をどう乗り越えていくのかが、この物語のポイントになっていくわけです。
さあ1クールという短い期間でどうお話を展開していくのか。今期最も期待している作品が、今始まります。次回は「二つの世界」。二人を取り巻く世界の違いについて語られる模様。お楽しみに。
































