深夜アニメ館: アニメキャプ+感想+考察その他

2006/4/12 Wednesday

桜蘭高校ホスト部 第2話「高校生ホストのお仕事」

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てなわけで桜蘭高校ホスト部、第2回はちょっとした心のすれ違いで疎遠になってしまってたカップルを再び結びつけるお話。

他の常連客と違ってお気に入りのホストを次々と変えていくさすらいのホスト巡り姫、春日崎泰子。しかし一見放埓に見える彼女の行動には理由があった――と、まあストーリーそのものは王道的っつーか、ハッキリ言ってベッタベタなんですけどやはり見せ方がスバラシイ。一見ギャグ要素が目立つものの、コレって実はかなり古典的な少女漫画なんすね。

でもって今話の作りからすると、続き物というよりは水戸黄門的な一話完結型の進め方になるのかな。まあなんにしても続きが気になる作品です。でもって今回も序盤でちょっと前フリありましたが、やはり次回はハルヒの正体が暴かれるピンチ、身体検査が!
さあさあ藤岡ハルヒと愉快な仲間達、次回このピンチをどう切り抜ける!?





扉の向こうは南国、そして半裸のオトコ達が・・・ってメッチャ狙ってるわな。しっかりハルヒの分の南国衣装(当然女物)用意してるし。まあアッサリ却下なわけですがw

最近は近々開かれるダンスパーティーの話題でもちきり。そんな中、マイペースで接客を続けるハルヒに近付く常連客、春日崎。他の常連客が一度決めたお気に入りをずっと指名し続けるのに彼女は定期的にお気に入りホストを替える、言わば“男とっかえひっかえ病”。でも新しく入った茶器を愛でる彼女の姿に、環は彼女の隠された一面を見ることに。

前回は電球でしたが今回の心理描写の象徴はコーヒーカップのアトラクション。本来なら(おそらくカップルで)賑やかなはずのカップに座るのは彼女ただ一人。こういう心理描写、すんごく少女漫画っぽいっすね。





ハルヒのちょっとした突っ込みに動揺しながらもにこやかだった姫の表情が、背後の話し声に突如こわばる。そこに入ってきたのは有名食器メーカーの御曹司、珠洲嶋亨。小さい頃からの幼馴染みで親が決めた許婚でもある二人の関係は最近あまり上手く行っていない模様。
「わが桜蘭ホスト部は、女の子を幸せにするために存在するのだ!」
環のひと言でホスト部は二人の関係改善へ向けての作戦を実行することに。

てなわけでハルヒは女の子の姿に変身!―と、なんだか水戸黄門や必殺仕事人みたいな香りが・・・これがこの作品のパターンになりそうっすね。





えっと何ですかこのラブレター。こりゃハルヒじゃなくてもアタマ抱えるわな。

でも何の迷いも無くキッパリ断る珠洲島カコイイ。でもまあハルヒの言う通り自分の中だけで考えてても相手には伝わらないんだよなー。でもって現実にもコトバが足りないばっかりに破局しちゃうカップルってのは実に多かったりする。てかハルヒみたいにサクっと指摘してくれる奴なんて現実にはそう都合よく周りにいるわけねーし。

そこに現われる春日姫。そして逃げ去る彼女を躊躇い無く追う珠洲島。小細工でかえってこじれたように見えても走り出した珠洲島の行動が状況を確実に変えていく。――ってなわけで作戦は予定通り。





舞い散る桜の下で互いの気持ちを確かめ合う二人。そしてそれを祝福する面々。ドラマティックな成り行きを締めくくるのはダンスクイーンの選出。もちろんそれは――

てなわけでストーリー自体はまあベッタベタな展開なわけですけど、それを全く飽きさせずに見せる演出はさすがです。てか何かやる前にワザワザ予告演出したりするわけですからね。そこら辺には相当の自信があるんでしょう。今回も最後のオチは事前に見えてたわけですが、だからと言って興ざめなんてことにはならないわけで。まだ2話目ということもあって作画も申し分なし。これから毎週楽しみな作品です。

2006/4/11 Tuesday

桜蘭高校ホスト部 第1話「今日から君はホストだ」

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さて、新番2本目は桜蘭高校ホスト部。別館にもちょろっと書いたけどこれは完全に見落としてましたね。事前情報からは全く期待してなかっただけにインパクトは最大級。もちろん良い意味で。

でもこれホント良く出来てるよなあ。特にこの1話、最近の作品には珍しく初っ端で舞台設定からキャラ立てまで完全にこなしてますよ。当然ながら話の進み方も結構なペースなんだけど、無駄なシーンが無いせいか展開にも混乱なく一気にオチまで見せきってるのはスバラシイ。それぞれの部員がハルヒの正体に気付く電球の演出もユニークっすね。

ホントは2話分までいっきに書き上げようとしてたんですが、この話の密度じゃムリだわな。第2話もいい感じで仕上がってましたし、今期期待の一作です。





さて序盤、静に勉強できる場を求めて彷徨う特待生藤岡ハルヒ、誤ってホスト部へ迷い込む、の幕。それにしても他の誰もが気付かなかったハルヒの正体を最初から見切っていた鏡夜スゴス。まあ最初一目見ただけで特待生の藤岡ハルヒだってことわかってたみたいですから、学校中の女生徒の情報は既に網羅済みってことでしょうかね。てなわけで最初の電球だけは他の部員とはちょと意味違うんすね。光と馨がハルヒの正体知らないって事に気付いたってことでしょうか。

まあその後の展開はお約束って事で。まあ最初から矢印で強調してるくらいだからそこはちゃっちゃと流せって事ですね。そんなこんなで藤岡ハルヒ、ホスト部の犬・・・もとい雑用係に。でも思いっきし遊ばれてるなあw





てなわけでホスト部営業中。それにしても個性の強いキャラばっかだなー。まあ取り合わせとしては教科書的ではあるんだけど。でもその中で部員達は次々とハルヒの正体に気付いていく――ナルシスト、環を除いてw

てか環、変過ぎだろー。完全に自分の世界に入っちゃってるよ。でもって傷つきやす過ぎ。まあ立ち直りも早いわけだけど。





眼鏡を取ったら実は美形だったってことで雑用係からホストに転身したハルヒ。実は天然テク要らず・・・ってまあ中身アレなわけだからこれはある意味自然か。でもそんなハルヒに冷たい視線を向ける一人の女が――ってこれまたベタな流れだなー。まあでも1話は舞台設定とキャラ紹介がメイン。これくらいベタな流れの方が都合がいいってことですね。

でもってここで環の意外な一面が。この時点ではまだ環はハルヒの正体には気付いていないわけで。だからこそのハルヒの驚きでもあるんだよな。





ハルヒに迫る綾小路の魔の手。しかし事態は姫の思惑とは逆方向に・・・。まあここのホスト連中の眼は節穴じゃなかったってコトですわな。そしてハルヒは濡れた服を着替えに更衣室へ。・・・ってここで女子の制服を渡すあたり鏡夜わかってるなw

まあいくら環が鈍くてもモロに着替えシーンを見ちゃったら流石に気付くわな。特待生藤岡ハルヒはやっぱり女の子。まあ途中でもそれを臭わせるシーンは何度も出てきたわけですけどね。

てなわけで舞台設定もキャラ紹介もこの1話で完了。次回から本編に突入っすね。まあ1話のこのオチからいったら次は・・・やっぱり期待を裏切らない2話でした。その2話の感想はまた後で。

2006/4/10 Monday

涼宮ハルヒの憂鬱 第2話「涼宮ハルヒの憂鬱 I」

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前回は思いっきし意表を突いた展開でしたが、実質的には今回が第1話。実際原作もここから始まってます。でもこのアニメ、メチャクチャ原作準拠なんすよね。アニメならではの表現を除いては台詞からト書きまでほぼそのまんまって感じ。まあ原作ファンからしてみれば事前に描いていたイメージとは違う部分もあるかもしれませんが、今回の話を見てから原作に目を向けると再現のあまりの忠実さにビックリ。

スクラン1期もそんな感じでしたが、アニメとライトノベルでは漫画以上にメディアの特性が違いますからこれは結構高度な技なんですよね。小説では読者の想像に委ねればいいところでもアニメではキッチリ描写しないと作品になりませんし、実際そこで台無しになってしまった作品も数知れず。京アニ恐るべし。今回は原作66ページ2行目までをほぼ完全再現。ネタバレ嫌な人は終わるまで原作読んじゃダメっすヨ。

てなわけで今回はキョンとハルヒの出会いからSOS団の結成まで。それにしてもやっぱハルヒぶっ飛んでるよなあ。傍で見てる分には面白すぎて仕方ないキャラなんだけど実際自分に絡んでくるとなると結構厄介かも。でも面白すぎる。なんだかんだ言いつつもキョンが引きずられる気持ちは良くわかるわぁ。でもってこの段階から先へ繋がる伏線がビシバシ張られてて気が抜けないっすね。この緊張感は堪らん。中毒になりそ。





初っ端からハルヒの奇人ぶりがこれでもかとw
流石にこの奇人振りじゃ周囲から浮いちまうのもしょうがないわな。でも5分でフラれたってのは谷口自身だなこりゃ。まあでもハルヒ自身は単に面白いことを人より以上に求めてるだけで別に孤独を求めてるってわけではなさそう。

でもってそこにすっぽりはまり込んだのがキョンだったってわけで。そいでもってこのときの会話も先への伏線だったりするんだよなー。





他の誰もが成し得なかったハルヒとのコミュニケーションを成立させたキョンは自然とハルヒの代理人というポジションを与えられることに。でもそれがこれから始まる数々のエピソードのきっかけになろうとは――。

全部活を巡ったものの普通のクラブばっかりだとこぼすハルヒに「人間はそこにあるもので満足しなければならないのさ。それが出来なかった人間が、発明やら発見やらをして―」と一説ぶったことから、キョンはハルヒの暴走に巻き込まれることに。藪を突付いて蛇を出すとは、当にこのこと。





「ないんなら、自分で作ればいいのよ!」いやここまでは至極真っ当な発想なんだけどこいつメチャメチャ強引やなー。人の話なんか聞いちゃいねーし。

でも実際のところこの手のヤツが物事大きく変えてくんだよなーリアルでも。てか自身満々に強引に進めれば周囲のほうが引きずられてなんか上手く行っちゃうことは多い。もちろん逆に行けば盛大に墓穴掘るパターンでもあるわけだけどね。

でもここから合流する長戸有希の場合、単にハルヒに引きずられてるのとはちょっと違う感じが・・・。





でもこの娘、朝比奈みくるの場合はこりゃ当に巻き込まれたって感じの合流ですわな。てかこれマジで拉致って来てんじゃん。逃げられないように鍵閉めてるし何が任意同行だヨ。てかなんかやってる事まんまセクハラオヤジなんすけど。「アンタも触ってみる?」とか言われてもなあ。てか「萌えよ、萌え!」とか言いながら一瞬取り出したコンプティークとコンプエース、どこから取り出してどこに仕舞ったんだ!?

ところがみくる、部屋の奥に有希を確認するやアッサリ入部を承諾。これはやはりワケアリですわな。まあこの時点ではまだその理由は不明なんだけど。

てなわけで世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団=SOS団がここに結成。てかこのネーミングはねぇよなあ。そりゃキョンもアタマ抱えるわ。

2006/4/3 Monday

涼宮ハルヒの憂鬱 第1話「朝比奈ミクルの冒険 Episode00」

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てなわけで4月新番はハルヒから。いやーこれはスゴイ。てか最初番組間違ったかと思っちゃいましたよ。まあすぐに劇中劇だって判りましたけどね。てかこれ“溜息”でやってたヤツじゃん。(――とか言いつつ原作読んだのは2話放映後なわけだがw)

でもまあ初っ端からコレはすげえよなあ。気が短いヤツならいきなり視聴打ち切り!になっちゃうんじゃね? 劇中劇だってことはすぐにわかったけど、さすがにこれをほとんど丸々1話やるとは思いませんでしたわ。まあでもこれで視聴者層は一気に絞り込まれちゃいましたね。残った濃い層だけにこれまた濃いサービスをって寸法か。(てか公式も脱力系なんだよな?)

でもってこれ最初は「いつまでやるのかなー」とか思いながら見てたんですけど、よく見ると作りこみハンパじゃない。ここまで徹底的に素人自主制作映画を再現するのは並大抵じゃないよ。同じこと思った人はやっぱいたみたいですぐに2ちゃんアニメ板の当該スレに投稿が。内容はこことかに転載されてますがホント気合入ってる。細部に渡ってこだわりがビンビン感じられますね。

で、この部分を作りこんでるから本編部分に入ったときのギャップがまた・・・本編は思いっきし京アニクオリティだからなあ。スバラシイ。





冒頭のテーマソング、導入部思いっきしトチってるしw
普通なら撮り直しだよなあ。ノリノリで作ってるワリにはそういった部分の完成度にはまるで無頓着なのが初っ端からミエミエ。みくるが商店街走るシーンなんてこれ単に乳ゆれ見せたいだけでストーリーとは全然関係ないんだよな。てか2丁拳銃の「対象年齢10才以上」がバッチリ写ってるのがワロス。裏方も写り込んでる戦闘シーンの後には仲良くCMだし、後ろには全然関係ない人が歩いてるしwww

でもってやっぱりみくる脱ぎ役だし。





有希が振り向くシーン。後ろで関係ない人が車に乗り込み→発車はもうお約束みたいな流れだけど、ミクルが去るシーンの先に有希がまだ歩いてるってのはいくらなんでもアホだわな。それ以前も有希と古泉との会話シーンなんて、カットが切り替わるごとにまぎれ込む背景音も切り替わるとか、ホント芸が細かい。

レフ板もった古泉が写り込んだ後には役に入りきれない雑魚キャラ+同時池落ち。でもって不自然な流れでイキナリ始まったキスシーンでは気を失ってるはずのミクルの口元が・・・。夜中に笑わせんなよ。でもって割って入った長門有希。古泉との伏線バリバリの会話の後、立ち去ったはずなのに帽子いつまでも写ってるし。





いやCMはいいんだけど台詞書いたスケッチブック読んでるの丸わかり&フレーム外からAK受け取るのは勘弁してよ。取ってつけたようなサービスシーンの後には意味不明なネコシーン。てかなんだか物語は学園ラブコメに?

まあそうこうしながらもどうやらクライマックスに突入したみたいなんだけど戦闘シーンは相変わらずの脱力系。目からビーム!





意味不明なパンツシーン。手で前押さえてるのがご愛嬌。でもって花火のシーンで先生たちが乱入したのには吹いたよ。結局ピンチのミクルを(本来はミクルが守ってるはずの)古泉が助けに入って悪い宇宙人はクルクル飛んでって一件落着。でもラストでお約束のキスシーンはこれまた意味不明なパンアップで見せないわけね。

・・・
こりゃキョンじゃなくても呆然だわなー。でもなんだかハルヒはやたら満足げなわけだが。大丈夫か?ハルヒ。

でもこのみょーな自主制作映画にも今後の伏線がバッチリ散りばめられてますなあ。二重に芸が細かいよ。これはもう先を期待せずにはいられませんね。(でもって本来の1話である第2話も期待を裏切らない出来でしたし。)ここから突入したED(1話のみの特別編集版。正規版はこちら)もスバラシイ。なんか中毒になっちゃったみたい。個人的には今期1番の期待作です。

深夜アニメ館 © 2005- Takashima Kiyoshi / Nuruota.com


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