深夜アニメ館: アニメキャプ+感想+考察その他

2005/6/7 Tuesday

エルフェンリート #10

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エルフェンリート第10話「嬰児」。マユの助けもあって、ようやく自分の居場所を手にしたナナ。でもその時、楓荘での平和な暮らしには今までにない脅威が迫っていたのでした。




冒頭、よく見ないとわかりませんが、マユはルーシーが自分をナナに殺させようとしているのを察して庇ってるんですよね。これにはルーシーもびっくり。
危うくマユを傷つけそうになったナナも、ほっと一息。それにしてもマユ、鋭すぎるぞ。

最初は遠慮がちでも出されたおかゆを食べ出すともう止まらないナナ、よっぽど食ってなかったんだなぁ。そういえばルーシーの探索に出てからこの方食事をとった形跡全然ないもんなぁ。自分の分の椀を差し出すにゅうに、素直に謝るナナも彼女らしいですわな。まあにゅうとルーシーが違う人格らしいと知ってのことではあるんですが。




長官の冷酷な仕打ちに過去を思い出す蔵間。相手が人と見れば殺しに走るディクロニウスとは言え、研究所での実験は精神衛生上かなりキビシイですねぇ。蔵間も角沢のような性格ならまだ楽だったんでしょうけど。
それにしても最初の幼ディクロニウス(1番?)怖えー。後先考えずに殺しを楽しんでますよ。まあ所詮子供の浅知恵なんだけど機動隊員を騙すくらいの知恵はあるんだよなあ。

そして3番との出会い。ガラスの向こうで一人だけ自分への仕打ちに顔をしかめている蔵間を数少ない味方だと思った彼女は、蔵間に会いに行こうと脱走を試みるわけですが・・・




迷惑な“お礼”だなぁ。ディクロニウスとして生まれた大森の子供を始末した蔵間にとっては、自分の娘もディクロニウスだったことは相当な衝撃。自業自得といえばそうなんでしょうが、子供を産めなくなった蔵間の妻にとっては到底受け入れがたい現実ですわな。
まあこれでディクロニウス発生の因果関係は掴めたわけですが、払った犠牲も大きい。それに最も責任の重い連中は何の痛みも受けてないわけですからねぇ。そりゃ蔵間もやり切れないっすよ。




わーははは!シリアス展開から一気にギャグに持っていきますなあ。
この上げ下げの振幅の大きさも本作の特徴ですからね。とりあえずナナは楓荘に居付くことに。今まで経験したことのない待遇に戸惑いながらも安堵するナナですが・・・

その時研究所では長官の命でナナとルーシーを狙う最強のディクロニウスが解き放たれようとしていました。ベクターの長さも数も史上最強のディクロニウス、35番。そして蔵間が殺せなかった実の娘、マリコがナナとルーシーの探索に駆り出されます。ナナと違って人と見れば本能的に殺戮する35番の前に楓荘のみんなの運命はどうなるのか?

物語はクライマックスへ向けて大きく動き出すことになります。次回「錯綜」をお楽しみに。

2005/6/4 Saturday

エルフェンリート #09

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エルフェンリート第9話「追憶」。物心ついて以来虐待を受け続けたルーシーが、初めて出会った“自分をまともな人間として見てくれる”コウタ。コウタと過ごした“今まで生きてきて一番楽しかった”時間。でも、その時間は長くは続きませんでした。(ノД`)・゚・。



ルーシーって、よっぽど愛情に飢えてたんだよなあ。普通の人間との付き合いは結局自分を傷つけることになると警戒していながらも、優しくされるとついすがってしまう・・・。てか今までが酷すぎたんですわな。そして今のルーシーは生きるために殺しを止められない荒んだ毎日を送っているわけで。でも、実際に周りの愛情を受けることなく虐げられて暮らしている子供って、実際いるんですよね・・・。




普通の子にはどうってことない動物に異様に喜ぶルーシー・・・。(*´Д`*)

でもそんなルーシーも、生きるために関係ない他人を犠牲にしている罪の意識に苛まれているんですね。根っからの冷酷な殺人鬼ってわけじゃないわけで。でも彼女にとっては、そんな良心など端から無い方が楽なんでしょうけどね。




ホントこの作品って上げたり落としたりが激しいよなあ。人生最高の時を過ごした直後にドン底まで叩き落されるルーシー(ノД`)・゚・。あと少し、ホンの少しの幸せを欲しがったばっかりに・・・。そしてこの不幸な偶然が、ルーシーの中に抑え込まれていたディクロニウスとしての本能を解き放つことになるんですね。やっぱコウタが原因かヨ!




怒りに任せて周りの人間を無差別に殺戮するルーシー。そしてその光景を家政婦は見た―もとい、妹は見た!
でも小さなカナエの言う事に、誰も取り合ってくれません。別れを惜しむユカとコウタ。そして、これから電車に乗り込もうとするコウタ達の背後に、ルーシー キタ━━(((( ;゚Д゚)))━━ !!!!!

2005/5/27 Friday

エルフェンリート #08

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エルフェンリート第8話「嚆矢」。楓荘でルーシーを見つけたナナは猛然と襲い掛かります。ところが予期された反撃はなく、周りの反応もナナの予想とはまるで違って――。また今回はそしてルーシーの過去にスポットがあたります。他の子と少し違う、角が生えているというだけで差別されいじめられ続けた日々。そして数少ない味方であったはずの人物からの裏切り。溜まりに溜まったルーシーの怒りと不安が頂点に達したとき、彼女の中に眠っていたディクロニウスとしての血が甦ります。



コウタを迎えに出たにゅうの先手を取って殴り倒したナナ。でもなんだか勝手が違います。全く反撃してこないにゅうにいらだつナナ。そんなナナを平手打ちするコウタ。いくらルーシーが悪い人だと主張しても全くもらえないことに納得がいかないナナは楓荘を飛び出しますが――

まあこれは仕方ないですなー。ナナにとっては“にゅう”の存在なんて想定範囲外ですからね。それに前回の教訓もありますからイキナリの先制攻撃もそれほど無茶とは言いがたい。ただ周りの空気を読めなかった事だけが難点といえば難点ですわな。



そのころ荒川はヘリに乗せられて研究所へ連行されていました。角沢長官の下へ教授の首を持ってきた荒川は一刻も早く立ち去りたいところでしたが、それどころじゃない事態に!

しかしまあムチャクチャやりますなあ長官。まあそれは今に始まったことじゃないわけですが、荒川にとっては全く予想外の展開でしょう。イキナリ銃を向けられ撃たれるなんて日本じゃ普通考えもしないですからね。てなわけで荒川も研究所で働かされることになるのですが・・・。



飛び出してきた自分を追ってきたマユにディクロニウスのことを話すナナ。でもナナ本人にも、これからどうすべきか判断つかなくなっていました。そんな時に楓荘ではルーシーが目を覚まします。そしてその気配はナナにも伝わるのですが――



足元をふらつかせながらも“バカな娘を懲らしめに行く”と外に出ようとするルーシー。でも外に出ることすらままなりません。そんなルーシーを介抱するコウタに、ルーシーは過去の記憶を呼び覚まされるのです。

にゅう顔のルーシーはちょと新鮮ですね。まあこっちの方が本来の顔なんでしょうかね。でもルーシーの過去って、ちょっと救いがないからなあ。



8年前、養護施設に居た頃のルーシーもよく熱を出してうなされていました。でも、周り中が角の生えたルーシーを気味悪がっているのは幼いルーシーにもハッキリわかっていました。名前を呼ばれることもなく角だの鬼だの呼ばれいじめられつづける毎日。そんなルーシーにも、庇ってくれる女の子が1人だけ居たのですが――

まあ子供ってのは基本的に残酷ですからねぇ。それでも普通は親だの周りの大人の教育で矯正されていくわけですが、ここの施設の大人はあまりそういうことには興味なさそうですわな。でも、表面的には優しげに接してくる大人が陰では自分のことを忌み嫌っているってのを知るってのは、幼い心には重すぎますねぇ。そりゃトラウマにもなりますわな。そんな自分を庇ってくれる子に、つい心を許してしまうのも仕方ありませんわな。



人知れず仔犬を飼っていたルーシー。たった一つの心の拠り所だった仔犬は施設の人間には絶対の秘密だったのですが、エサの不足から女の子に事情を話してしまいます。ところがそれはスグに自分をいじめていた連中にも伝わり、仔犬は心無い子供たちに捕まってしまいます。

内緒とか秘密とかいう話ほど広まり易いものはないですからねー。でも嫌な感じ。でもこのころから、ルーシーの中に眠っていたディクロニウスとしての本能は目覚めかけていたんですね。



ルーシーの目の前で殴り殺される仔犬。それを見ているしかなかったルーシー。そして彼らに仔犬のことを話したのが自分がただ1人心を許していたあの女の子だということを知ったルーシーは全てに絶望し、そして――

うわー、そこまでやるかよ!!まあ昆虫とかを無邪気にバラす子は結構いるけど、仔犬とかを撲殺するってのはやっぱ極端な例だよなあ。しかも血が飛び散る中を鈍器で殴りつづけるってのは普通の感覚じゃねーよ。でも最近はこういうのも全くないとは言い切れないってところが怖いっすね。



「人間じゃないのは・・・お前らの方だ!!」ついに迸るディクロニウスとしての能力!一面に飛び散る血飛沫!殺人鬼、ルーシーがここに誕生します。

“今まで人を殺したことは一度もない”って言葉にはそれなりの意味があったってことでしょうかね。まあでもこれ以降は、たとえ生き残るためとはいえ殆んど無関係の人まで手をかけていくわけですが・・・。長年にわたって鬱積した不満や怨念が人を暴力に駆り立てるってのは無理もないことかも知れません。だからといってそれが無条件に許されるわけではありませんが。



角が生えている・・・ただそれだけのために何故こんな目に遭わなくてはならないのか――。守ってあげられなかった仔犬の墓の前で嘆くルーシー。そんなルーシーの前に1人の少年が現われます。突然現われた少年にも、最初は心を閉ざしていたルーシーですが――

だんだんこの物語の主題が明らかになってきたお話でしたね。物心ついて以来ずっと差別と虐待に苦しめられ続けたルーシー。そのルーシーの荒んだ心に初めて暖かな光が差し込むのがここでのコウタとの出会いになるのですが、それは次回以降に語られることに。

次回「追憶」では、コウタとの短かくも楽しかった思い出が綴られます。ルーシーの心が救われる日は来るのでしょうか。残すところあと5話。次回以降も、お楽しみに。

2005/5/17 Tuesday

エルフェンリート #07

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エルフェンリート第7話「際会」。蔵間の手により処分を免れ由比ガ浜に流れ着いたナナを待っていたのはルーシーを捜索中の坂東でした。束の間の戦いの末、お互いの敵がルーシーだと確認した2人。買い物の仕方もわからず、空腹を抱えたまま街をさまようナナは、この前ルーシーと戦ったあの墓地へとたどり着きます。




ルーシーの居場所をナナを問い詰める坂東。対ディクロニウス用の大口径弾を武器にナナを追い詰めます。蔵間に言われたとおりに出来るだけ戦いを避けたいナナでしたが、生きていくためには・・・と反撃に。

ロケットパンチキタ━━(゚∀゚)━━ !!!!! さすがの坂東もこの展開は読めんわなー。準備万端と油断したのが仇になりましたな。



こんどは逆に追い詰められた坂東。しかしルーシーとの戦いを経験していた坂東はバックアップの銃で反撃に・・・でもさすがに50口径の反動には義手が耐えられずハズレ。

流石に坂東、用意はちゃんとしてたんですねぇ。まあ結局は使い物にならなかったわけですが、おかげでナナは普通に戻り命拾いをしたわけですからムダじゃないですね。原作版の坂東はこんなギリギリの戦いを経てディクロニウス相手でも互角に戦えるようになっていくわけですが、残念ながらアニメ版ではそこまで坂東を成長させるには至りませんでした。



痛みに我に戻ったナナは、坂東の壊れた腕に気付きます。そして坂東も、お互いが共通の敵を追っていることを知るのです。そのころ研究所では、蔵間がナナを逃がしたことが長官の耳にも届きます。長官は蔵間を処罰する代わりに、ある計画を実行に移します。

長官が何をしようとしているのかがわかるのは、もう少し先のお話。



坂東と別れたナナはアテもなく街をさまよっていました。多額の現金を持ってはいるものの、それが何であるかも知らないナナは500円のクレープさえ買うことが出来ずに――。

てか万札の札束しか渡されてないって時点でダメだよなあ。それに金渡すなら使い方くらい教えとけよ。蔵間も結構抜けてるなあ。




にゅうのことを坂東に伝えるかどうかで迷っていたマユは、駆け出したわん太を追ううちに、以前の墓地でナナに再会します。ちゃんと脚があるナナに一安心したマユでしたが、その目の前でナナの脚が取れるのを目にして――

そりゃあビックリするわなー。でもナナがこうなったのも元はといえばマユのお節介が原因なんだよなー。




マユに角をかわいいと誉められ喜ぶナナ。ナナはマユに友達になって欲しいと申し出ます。一人ぼっちのナナに同情したマユはナナを受け入れます。予想以上に何も知らないナナに驚くマユですが、ナナと同じように角のある女の人と一緒に暮らしているというマユの言葉はそれ以上にナナを驚かせるのでした。

一時ホームレス生活をしていたマユにとっては、ナナが札束を燃料としか見てないのはショックだわなあ。それにしてもふつーの顔してナナをおちょくるマユはなかなか。卒塔婆引き抜いたり石仏蹴ったりナナもやんちゃだなー。でもルーシーの事を聞いて豹変するナナの表情怖えーよ。



マユに連れられて楓荘に来たナナ。近くに来てもルーシーの気配が全く感じられないため、ここにルーシーはいないと他をあたろうとしたナナでしたが、ご飯が食べられると聞いて留まることに。コウタに連れられて楓荘に入ったナナは出迎えに出たにゅうと鉢合わせ。今度は負けないとにゅうに飛び掛ったナナですが――

・・・ってなところで次回に続くわけですが、またえらいところでちょん切ってますねー。まあナナからしてみれば、とにかく先手を取ってルーシーを抑えたいわけですが、マユやコウタにしてみればイキナリの乱暴狼藉なわけでこのまますんなり事が運ぶわけがありません。まーナナにはまだにゅうとルーシーの違いなんてわからないですからムリもないんですが。

さて次回、「嚆矢」はこのシーンの続きから、ルーシーの過去へとスポットがあたります。そして荒川もまた本人の意思とは関わりなく物語りに巻き込まれていくことに。

深夜アニメ館 © 2005- Takashima Kiyoshi / Nuruota.com


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