深夜アニメ館: アニメキャプ+感想+考察その他

2006/8/20 Sunday

シュヴァリエ 第1話「デオン∴リア」

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いやーこれは気合入ってますなあ。衛星ハイビジョンのクオリティをフルに活かした細かい作画といいちょっとしたカットに織り込まれた伏線の数々といい先行き期待させる仕上がりになってます。ヴェルサイユ宮殿をはじめ各所の再現もすげー。おいら自身詳しくはないけど歴史考証も相当考えられてそう。

デオン・ド・ボーモンはその小柄で美しい容貌と母親仕込みの女装趣味を活かしてルイ15世の外交官&スパイとして活躍した実在の人物(リア・ド・ボーモンは女装時の通称)で、実際にも当に小説の登場人物みたいな生涯を送った人なわけですが、史実を大胆に改変した本作のストーリーもなかなかのもの。

アニメはまだ始まったばかりでまだ先は読めませんが、王命を受けて働いていた姉の後をその魂が乗り移った弟が引き継いだというオカルト的な解釈もイイですね。キャラ付けも史実と違って「何も判らないうちに数奇な運命に翻弄される無垢な若者」という感情移入しやすい設定になってますし。――っていうよりその設定と史実のギャップを埋める形で物語が作られてる感じ。

それにしても今回の情報の詰め込み様はかなりのものですねー。それも単に詰め込むだけじゃなく印象的なサインで視聴者を誘導することによって登場人物の立ち位置を暗示するなど組み立ても巧妙。このノリで2クール通していければかなりの良作になりそうな予感がしますよ。





宮廷内の描写や拷問シーンをはじめ、リアリティの高い描写はすげー。でもってそこにオカルト的な要素が自然にはまってます。でもって一見ぶっちゃけすぎな感じの“H∴O(と後に出てくるnqm)”のサインも数多目の登場人物の勢力分布の把握には効果的っすね。





連続誘拐殺人事件を追ううちに、姉の残した文書と事件の関連性が浮かび上がる。そしてオルレアン公が背後にいると思しきカルトと敵対しているらしい謎の組織の存在が――

デオンの自動書記といい地下の礼拝堂の雰囲気と言いなんか一気にオカルト臭が増してきますたよ。てか王妃キモイよ王妃。怪しすぎwww





「死して屍拾うものなし」っすか。なんか隠密同心みたいだなー。とか言ってたら隠密同心より展開エグイよ。秘密警察の面々だけじゃなく一族郎党皆殺しっすか。てか相手あきらかに普通の人間と違うし。
それにしてもデオンのメイドは完全にとばっちりだよなあ。そこそこかわいいっぽかったのに(´・ω・)カワイソス。





意を決して敵地に乗り込むデオン。そこに待っていたのは――ってことでようやく本題っぽくなってきました。てかこういう話だったのね。てなわけでここで次回に続きます。先行放送時と違ってEDが次回予告みたいっすね。

次回はオルレアン公の追撃で孤立無援になったデオンに協力者現れる?
王妃のところにいた小僧も一緒になるのか。でもこいつ王家のスパイっぽいんだよな。どうなることやら。

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