深夜アニメ館: アニメキャプ+感想+考察その他

2006/5/29 Monday

涼宮ハルヒの憂鬱 第9話「サムデイ イン ザ レイン」

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てなわけで今回は完全アニメオリジナルエピソード。今回の脚本はさすがに原作者自身の書き下ろしだけあって、このあたりの原作の流れにぴったりハマった日常劇になってます。最後の数分を盛り上げるために溜めにためた進行はアニメというより小説に近い流れ。もっとも“何もない日常”を強調した有希の長読みシーンなど、表現自体はアニメならではの手法が使われているわけですが。

でもコレって完全に原作ファン向けの回でしたねー。コアなファンであれば各々のシーンに細かく散りばめられた原作要素に(・∀・)ニヤニヤできるんですが、アニメが初見の人にとっては意味不明な部分も多かったかも。「涼宮ハルヒの憂鬱」からはじまって退屈、溜息と半年に渡るエピソードを消化するうちに進んでいく各キャラの心情の変化が見所だったりするわけですが、アニメではまだ“憂鬱”のエピソードも消化してませんから初見でイキナリ判れってのが無理な話ですわな。

ここ数回“憂鬱”以降のエピソードがまとまってましたから、アニメで初見の人にとっては既に憂鬱の時点でのキャラの雰囲気は忘却の彼方かも知れませんが、次回から戻る“憂鬱”内のエピソードでは各キャラの雰囲気がこの数回とは結構違うことに気付くのではないでしょうか。アニメ版の今までの描写を見る限り、そのあたりはキッチリ描き分けて来るでしょうから。
まあ中にはほとんど変わんない人もいるんですけどね。





「去年の売れ残りを倉庫にしまったまま忘れちゃってて、処分に困ってる電気ストーブがあるから」なんてわざわざ電話よこしてくる電気屋なんてあるわけねー。生鮮品や流行品でもあるまいし。ハルヒのごり押しはハンパねーな。

ここでキョンが取りに行かされるのは規定事項だけど、ここでの見所はみくるのマフラー(おそらく手編み)に嫉妬するハルヒですかね。みくるは何の気なしにしてるんだろうけど、そりゃハルヒの狼藉にも拍車がかかるわ。てかおい、有希、邪魔邪魔!
まあそれにしても駅のシーンとか電車の中とか気合入った日常描写だなー。





次回作のスポンサー料の前渡しって・・・をい。さすがハルヒ。

でもって賛否両論の長門の長読み。これ延々と続くからなー。エヴァのエレベータ(綾波とアスカ)のシーンをはるかに上回る長さはかなりのもの。でもこれがあるからキョンが駅についた(もしくは雨が降り出した)タイミングで窓の外に目をやるシーンが際立つわけで。“憂鬱”の初期段階での長戸有希からは考えられないアクションですからね。でもなんだかバックのラジオだか演劇部の練習だか、パロディーのオンパレードやなあ。EDでやってるクリスマス鍋もこれがネタ元って設定なのかなー?

でもって久々の鶴屋さん登場。この人も無駄に元気だなー。まあこの人の場合単に元気だけじゃないわけなんですけどね。・・・っとそれは原作の話。アニメ版では少なくとも今シーズンではそこまでは行かないはず。でもまあここで注目なのはやはり有希のアクションでしょう。鶴屋さんからみくる達(=ハルヒ達)の所在を聞かれた有希は即座にその方角を指差すわけですが(てかそれでアッサリ了解する鶴屋さんも鶴屋さんだけど・・・)帰ってきたキョンにハルヒ達の所在を聞かれた有希は首を傾げるだけ。

つまり有希がここで一人で本読んでたのはただ単に本が読みたかったってわけではなかったってことで―――





ハルヒ、えらい驚き様だけどなにやってたんでしょーねー。(・∀・)ニヤニヤ ただ単にカーディガンかけてあげてただけではないんでしょーな。まあそれはおいといてもキョンにかけられたカーディガンはハルヒのの他にもう1枚。まあこれが誰のかなんてのは言わずもがなですわな。ハルヒもそれは当然わかった上で完全無視を決め込んでますね。今回ちょっと積極的っぽいのはそれもある?
原作ではこの延長線上に、クリスマス直前に起きる“消失”のエピソードが続きます。そのあたりの流れがわかっているかどうかで今回の話の面白さもかなり違ってきますね。

それにしても前回と言い今回と言い、ハルヒ、乙女してますなあ。表面上は傍若無人っぽく振舞っててもその下には甘酸っぱくもこっ恥ずかしい乙女心が・・・って何でも器用にこなすハルヒもこの点だけは不器用だってのがまあ魅力なんでしょうけどね。♥
もしかしたらわざわざキョン一人に時間のかかる運搬を任せたのもやっぱ最後に2人きりになりたかったから?時期的にクリスマスも近いわけだしね。
それにしてもキョン、愛されてるなあ。(´・ω・)ウラヤマシス

さて、順番的にラストエピソードっぽい今回で番外編も一段落。次回からはまた“憂鬱”に戻ります。長門を初め3人からの奇妙な告白を受けてもまだ自分の置かれた状況を信じられなかったキョン。でもそれが事実であることを思い知らされる出来事がキョンの身に降りかかる!

次回、「涼宮ハルヒの憂鬱 IV」。ストーリーは、急展開へ。

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