深夜アニメ館: アニメキャプ+感想+考察その他

2005/5/28 Saturday

フタコイ オルタナティブ #08

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フタコイ オルタナティブ、第8話「サはさよならのサ」。周りの皆が沙羅と双樹の幸せを願っているのに、その願いがかえって2人の願いを壊してしまう・・・なんか切ないっすねぇ。

今回は沙羅&双樹の保護者、三ツ木公彦の登場。まあこの展開で現われるこのポジションのキャラってのは、いけ好かない性格の場合が多いわけですが、今回の内容だけを見れば結構イイ奴っぽいんですよねー。進行を急ぐ側近を制して恋太郎との誕生会を全うさせてやろうという配慮なんか、ありがちな、外面だけ優しくて腹は真っ黒的なキャラ描写とは一線を画しています。でも、であるがゆえに、ここからのストーリーは複雑さを増しています。勧善懲悪的な“悪者から御姫様を救い出す”ような筋書きはちょっと合わない、どう転んでもちょっと苦さを含んだ展開になりそう。

この手の筋書き個人的には結構好きなんですが、人によっては拒絶反応を示す人もいるかもしれませんね。特に出だしがアレでしたから、回を追うごとに期待を裏切られたと感じてる人も少なくはないでしょう。でも、私個人としては、やっぱこういう展開、好みです。てか先の展開が気になりますよー。



温泉から帰った翌日、双葉探偵事務所に珍しく来客が。「初めて来たのになんだか落ち着く――彼女達が、自分の家のように思うのも、なるほどだな」。そういう彼は、三ツ木公彦。白鐘姉妹の保護者でした。

恋太郎にとってはこれは意外な展開ですなー。今まで聞かされていた話からは全く想定できないシチュエーションなわけで・・・。



そして沙羅と双樹は自分達の思いに答えてくれなかった恋太郎を思うのですが――

あー、まあ冒頭のシーンで既にアノ後何にもなかったことは丸わかりなんですけどね。でも“明日じゃダメ?”はないだろーいくらなんでも。
断るにしてももちっとマシな言い訳が欲しいところだよなあ。そりゃー沙羅や双樹じゃなくても怒るわな。



ずっと一緒に居ながら今まで知ることのなかった沙羅・双樹の事情を聞かされる恋太郎。両親の死後三ツ木家に引き取られた沙羅と双樹のどちらかは、16歳の誕生日を迎えると共に公彦と婚約することになっていること。そしてそれがなされない場合は公彦は三ツ木の全権を失うことなど。

まあそんな無茶な要求を押し付けられてれば三ツ木の家に心開くのは難しいわなー。でも公彦本人は悪い奴じゃないし、沙羅と双樹もそれなりに恩義を感じているからこそ、2人の悩みも尽きないってことでしょうか。白鐘の家にはそれなりの資産がありそうですし、公彦も含めて三ツ木の言いなりになりたくないってだけならシカトすれば済むだけの話ですし。



これからの事を思い悩む2人。でも迎えに来た恋太郎を目にすると、一時的にせよ気分も浮き立つもの。そして公彦も、そういう2人の時間を壊さないようにしているわけで――

三ツ木への恩義と恋太郎への想いとの間で揺れ動く2人ってとこでしょうか。そんな2人の気持ちを理解している公彦の態度はオトナな感じですなー。立場的には、すぐにでも婚約者がどちらになるのか決めなくてはならないんでしょうけど。恋太郎だけが今ひとつノリ切れてないんですよね。




恋太郎が用意した誕生祝いのケーキを前に、恋太郎が全てを知ってしまったことを悟る2人。ケーキを食べる前に“プレゼントが欲しい”と言い出す沙羅ですが――

ここで覚悟を決められるかどうかが恋太郎の漢の見せ所なんですがねー。




“抱いてよ”という沙羅と双樹の願いに答えられない恋太郎。恋太郎にはまだ沙羅たちを全て受け止めるだけの自信がありません。精一杯の気持ちを受け止めてもらえなかった沙羅たちは――

んー。公彦に会って、沙羅たちの境遇を知ってしまったことで完全に腰が引けてますねぇ。でもまあハタチそこそこでイキナリ住んでる世界の違いを見せ付けられればそれも致し方ないですかねぇ。でも、沙羅たちの気持ちさえ見えなくなる程に腰が引けてしまうってのもちょっと・・・。まあこうでなくては“お話”にならないんでしょうけど。




そして彼女達は静かに恋太郎の元を離れます。雨の中、重い心を引きずったまま――




「いくとこなくなっちゃったね。どうすればいいのかな?」そうつぶやく双樹に、“あったかいモノ買ってくる”と一人歩き出す沙羅。でも沙羅は、もう戻ってくることはありません。自分が三ツ木の家に入ることで、双樹にだけは自由になって欲しい・・・沙羅はそう決意し、ひとり雨の中を歩き続けるのでした。

んーーーー。前回の沙羅のエピソード、こう繋げて来ましたか。“私は強いから”って・・・そんな強くないだろ沙羅。(ノД`)・゚・。

でもホント込み入ったストーリーになってきましたねぇ。まあここから鬱展開ってことにはならないでしょうけど来週?再来週くらいまでは重めの展開になりそうです。何かを切っ掛けに沙羅と双樹が離れ離れになるってのはPV通りの展開ですが、ここからは全く予想がつきません。一人残された双樹、そして恋太郎はどう動く?

次回はタイトルそのまま「フタコイ」。これからの展開に注目です。

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