エルフェンリート第6話「衷情」。にゅうを探しに大学に戻ったコウタはそこで角沢教授の変わり果てた姿を見ることに。そしてそこで行われていた研究の内容を知ることになります。そして舞台裏に下がっていた坂東とナナがまた表舞台へ。物語は徐々に核心へと迫っていきます。
虚勢手術を受けることを条件に人工の眼と義手を手に入れた坂東。速攻で医者を殴り倒してルーシーへの復讐に向かいます。一方大学では、にゅうのことで角沢教授に会いに来たコウタと助手の荒川が鉢合わせ。地下の実験室へ向かう途中でコウタは角沢教授が嘘をついていたことを知ることに。
坂東、相変わらず容赦ねーなー。でも看護婦に手を出さなかっただけまともになってるのか。そして荒川。アニメ版でもやっぱり風呂に入れないのね。
地下の実験室で2人が見たのは角沢教授の変わり果てた姿。驚愕するコウタに荒川は“角の生えた人間は隔離して殺す。そうしないと角沢教授のように自分達が殺される”と話すのです。楓荘に戻ったコウタはユカに角沢教授のことを話そうとするのですが――
コウタは恐怖体験の記憶を片っ端から封印してしまうようになってるんですね。でもこの状態だと覚えている内容はちぐはぐになっちゃいますねぇ。まあ本人は記憶自体なくなるようなので気にならないんでしょうが、傍で見ているユカには何がなんだかさっぱりでしょう。
そして研究所では蔵間が長官からルーシー探索の遅れを責められていました。自分の息子が死んだというのに全く動じない長官。白川から家族のことを聞かれた蔵間は、妻子は既に死んだと答えます。自分が殺したと――
このあたりはまた後で描写されることになりますが、蔵間自身も結構キッツイ思いしてるんですよね。
一夜明けて、学校へ向かうマユは海岸に佇む坂東を見つけます。子供に助けられたことに驚く坂東でしたが“借りは作りたくない。ピンチになったら助けるから”と連絡先のメモを渡します。別れ際になんともなく“角の生えた女”についてマユに尋ねた坂東は、意外なマユの答えに再度驚くことに。ルーシーの居所を訊き出そうとマユを問い詰める坂東でしたが、マユの“ピンチです!助けてください!”の頼みを無視するわけにも行かず――
このあたりは原作版の坂東の方がしっくりくるんですよね。アニメ版の坂東は原作よりも凶暴に振ってあるんで、このシーンの意外な人の良さに若干違和感が・・・。このあたりから原作では坂東の人気が高まってくるわけなんですが、アニメ版ではあまり坂東のキャラを掘り下げる余裕がなかったみたいで残念です。まあこれは坂東に限った話じゃないんですけど。
にゅうを探しに出たユカとコウタは突然の雨に神社で雨宿り。雨に濡れ寒さに震えるユカを抱きかかえるコウタ。コウタの暖かさに、ユカは思わず内に秘めた思いを口に出してしまいます。「コウタ、私のこと・・・好き?」
ここまで不安にさいなまれていたユカがようやく報われるシーンですねぇ。ユカにとっては一番幸せな時間。お互いの距離がぐっと縮まった場面です。まあでもこれでメデタク、とは行かないところがエルフェンリートですが。
雨も上がり再びにゅうを探しに出た2人。神社の階段でにゅう(=ルーシー)を見つけたコウタは一緒に帰るよう促しますが、記憶が戻ったルーシーは自分にはその資格がないと拒絶します。8年前コウタの家族を――涙ながらに語り出すルーシーに、コウタも過去の記憶が甦りそうになるのですが・・・ルーシーはまたにゅうへと変化。
ここに来てルーシーの新たな側面が浮かび上がります。単に冷酷な殺人鬼というわけではなかったのか?そしてコウタとの過去とは?それが語られることになるのはもう少し先のお話。
夕刻、海岸に打ち上げられたカプセルの中から出てきたのは、ナナ。一旦は処分命令を受けたものの、蔵間によって義手、義足を与えられ逃がされたナナは、安住の地を探して海岸をさまよいます。ですがそのナナを待ち受けていたのは、角女を探していた坂東だったのでした。
4話でいきなり処分されたかと思いきや復活のナナ。ナナの活躍はこれからですね。そしてイキナリの坂東との出会い。今後どうなっていくのでしょう?
次回「際会」はナナと(坂東だけでなく)マユや楓荘のメンバーとの出会いのお話です。お楽しみに。