深夜アニメ館: アニメキャプ+感想+考察その他

2005/5/1 Sunday

英國戀物語エマ #05

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エマ、第5話「晩餐会」。今回はエマの主人、ケリー・ストウナーにスポットがあたります。実は今回の出来事を切っ掛けに物語は大きく動いていくのですが、それはまだ先のお話。
・・・てか「晩餐会」って、てっきり別のエピソードだと思ってましたよ。元ネタは原作1巻収録の第5話なんですが、シナリオはかなり書き換わってます。

それにしても相変わらず描写は丁寧ですねぇ。でもって毎回毎回想像以上のスローペースに驚かされます。次回で既に半分消化なんですけど、分量的にはまだ原作2巻目の半分にも届いてませんヨ。原作とは構成を変えてきてるとは言え、このままのペースでは尻切れになるんじゃないかとマジで心配。



久々に亡夫の夢を見ていたケリー。今日は訪問客があった事を思い出します。大急ぎで準備をするのですが、雨漏りで壁紙が剥がれかかっているのに気付きます。

当時は冷蔵庫もないわけですし、急に数人分の料理を準備するのは大変でしょうねー。まあそれも難なくこなしてしまうのがエマなんですけど、さすがに建物の補修まではムリですわな。



てなわけでカードの途中呼び出されたアル。ぶつぶつ文句言いながらも壁紙の張替えを終えるのですが、ケリー宛に届いた手紙は――

あー、気が強い女に面倒見のいい男の組み合わせですか。でもこのパターンって実際多いよなあ。でもなかなか友達以上の関係になれないってのも良くあるパターン。大概は他のヤツが持ってっちゃうんだよなあ。



アルがケリーの亡夫ダグと親しかったことを聞いたエマはケリーとダグとの馴れ初めについてアルに尋ねるのですが・・・。結局来客はなく、料理は3人で食べることに。

この時期に女一人で生きていくのって大変だったんでしょうねー。亡き夫との思い出に浸る余裕なんてなかったのでは・・・?冒頭でもダグとの夢をみるのは久しぶりだと驚いていたくらいですから、エマがほとんど何も聞いていないってのもムリないのかも。



遠くを見るような眼で「こう見えてもケリーの奴は昔はなかなかの美人だったんだ――」と、ケリーとダグについて語るアル・・・。ダグが厨房に酒を取りに出たところで、ケリーはエマにウィリアムをどう思っているのか聞くのですが――

んー、やっぱアルもケリーに惚れてたんでしょうねぇ。ケリー自身もそれに全然気がついていなかったわけではないんでしょうけど・・・。ずっと独り身を続けるアルのことを、それなりに案じていることがわかる場面です。

でもそれ以上に気になるのはエマのこと。ウィリアムとエマが好きあっている事はわかっても、お互いを隔てる世界の違いがわからないケリーではありませんからね。そしてそれはエマにもわかっていること。



一方ジョーンズ邸では、ウィリアムの父リチャードがウィリアムの素行について執事に問い質していました。ウィリアムが元家庭教師であるケリーの家を頻繁に訪れていることを知ったリチャードは、その理由を怪しみます。

そりゃースティーブンスの説明ってムリすぎるでしょー。それにオヤジさんはウィリアムがそんな殊勝な性格じゃないって一番良く知ってるわけだし。でもスティーブンスってウィリアムがケリーの家にちょくちょく出かけてる理由って知ってるのかな?




なかなか戻らないアルを見に行くエマ。ケリーも自室に戻ることに。台所で寝ていたアルは、毛布をかけようとしていたエマに気付いて目を覚ますのですが、そんな2人の耳に大きな物音が・・・。階段から落ちたケリーは骨折するほどの大怪我ではなかったのですが、ダグからプレゼントされたネックレスはバラバラになってしまいました。

イテテテテッ!でも階段落ちって結構あるんだよなあ。確か家庭内での事故の割合でもかなり多かったような。風呂場や台所も結構危ないんだけど。
でもケリーにとっては大事な思い出の品が壊れてしまった方がダメージでかいよな。もちろんそれはエマにも伝わっていて――



後日、エマがケリーに手渡したのは元通りに修理されたネックレス。どうやって?と尋ねるケリーにエマは「この写真を見て」と答えます。エマの心遣いに胸打たれたケリーは、ネックレスをエマに手渡します。このネックレスは老いた自分よりもエマにふさわしい―ダグもきっと喜んでくれる、と。

今回のエピソードは原作をベースにしているものの展開はアニメオリジナルですね。雨どいが壊れて水浸しの室内を、濡れないようにスカートつまみながら掃除するエマもいいですが、今回のシナリオもなかなか秀逸です。原作ではエマがネックレスを修理して一件落着って感じでしたが、アニメではエマにネックレスを譲ることでケリーのエマに対する心情をよりいっそう引き立てています。

アルの扱いも原作よりだいぶマシになってますね。てか原作だとホント使いっぱの域を出てないもんなあ>アル。
お話の流れもまだ荒削りだった頃の原作に比べてスムーズ。ホント、原作付きアニメのシナリオ修正で原作より良くなってるのって少ないですからねぇ。GJ。



暖炉の前でまどろむケリーが見る夢は懐かしい若き日の出来事。そしてエマは、そんなケリーに優しく毛布をかけるのでした。

今回で原作1巻の内容は全部消化したのかな。既に2巻の内容も入ってきてますが、物語が大きく転換するまでにはあと1?2話は必要みたいですね。でもこのシリーズってどんなふうに締めるんだろうなあ。エンドもアニメオリジナル?

さて次回はウィリアムの父、リチャードがケリー宅を訪れます。第6話「訪問」を、お楽しみに。

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