深夜アニメ館: アニメキャプ+感想+考察その他

2005/1/19 Wednesday

巌窟王 #14

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錯綜する思惑。すれ違う若者達の心。密かに仕込まれた復讐の種が、萌芽の時を迎えます。盛り上がってまいりますた!

次はお前の番だ!マクシミリアンが来てるわよ―
久しぶりだな!行っちまったな・・・

伯爵を暗殺しようとしたヴィルフォールはアルベールに阻止され取り押さえられます。「次はお前の家の番だ!」と叫ぶヴィルフォールの言葉がアルベールの脳裏を離れません。そんな時に、マルセイユに隠れていたマクシミリアンの来訪。彼はヴァランティーヌのためにノワルティエ老人を迎えに来たのでした。久しぶりの友人との再会で、アルベールの心もいくらか落ち着きを取り戻すのでした。

まあ実際はアルベールが止めに入ったために逆に伯爵が負傷したようなもんなんですが。(笑) とことん間が悪いっすね。いくらアルベールが鈍感でも、さすがにこのあたりになるとやはり得体の知れぬ不安を感じ始めています。そしてそれは程なく現実のものに・・・。

ひどいな、これは―遅かった・・・か
人間関係には、注意してもらわないと―スグにでもお返事をいただきたいのですがね

巌窟王の謎に迫るためにノワルティエを訪れたフランツは一足違いで会うことが出来ません。一方ダングラール邸を訪れていたアンドレアは、ユージェニーとの婚約を急かすのでした。

素知らぬ顔でダングラールを翻弄するカバ侯の嫌らしさが強調されてます。原作と違ってユージェニーはアルベールLOVEですからねー。演技もスバラシイ。愛し合う恋人達を無理やり引き剥がす役どころにピッタリハマってます。
(・∀・)イイ!

モルセール将軍のスキャンダルネタなんだよ!今日もカドルッスとか言うのがタレコミに来てな―
カドルッス―!!何かあるな・・・これは

ボーシャンのところへはカドルッスが現れ、大統領選に出馬するモルセール将軍に大スキャンダルのネタがあると持ちかけます。最初は相手にしていなかったボーシャンも、とりあえずの裏取りでカドルッスの名前を聞いたアルベールの表情から、それが単なるガセネタではないと確信します。

ボーシャンの芝居作りの演出がいいですねぇ。録音してることを印象付けた上で適当なインタビューをして、わざわざ録音を止めた後に本題に斬り込む様子が丁寧に描写されています。アホベールがころっと引っかかるのもわけないですなー。父親を応援するつもりが、逆にスキャンダルの掘り起こしに拍車をかけてしまうところが・・・。

カバルカンティとユージェニーが婚約!?開けてくれ!ユージェニー――ー!!
結婚するのは私なのよっ!なんでこんなことに―
もう何も信じられないよ・・・フランツ!お前もか!!

街頭テレビでユージェニーとカバルカンティ侯が婚約したことを知ったアルベールはダングラール邸を訪ねますが冷たく門前払いを喰らってしまいます。事態を知ったユージェニーも抗議しますがまるで相手にされません。ユージェニーはアルベールを探しに家を飛び出してしまいます。
アルベールはその頃隠れ家にいました。何も出来ないまま状況に身を任せるしか出来ないアルベールにはフランツの慰めも効き目薄。(伯爵の調査のために)独りで旅に出るというフランツに裏切られた思いを感じたアルベールも、ひとり雨の中に飛び出します。

今回はすれ違いの描写が多用されてますね。一歩違いでフランツがノワルティエに会えなかったし(これがマルセイユへの一人旅の原因になってる)、アルベールとユージェニーもダングラールの命を受けた使用人に阻まれ、お互いを探し求めながら結局は会うことが出来ません。アルベールが伯爵を疑うことを頑なに拒んでいたためにフランツは自分の単独行動の意味を説明することが出来ず、そのために二人の心もすれ違ってしまう。それぞれが良かれと思ってしていることでも、タイミングが噛み合わず事態は悪い方へ悪い方へと向かってしまいます。ドラマですねー。
孫子で言うところの“離間の計”がバッチリハマってます。

伯爵?そんな顔をしたあなたを一人残すわけにはいきません―
もう何を信じればいいのか――何者にも負けない強い意志があるのなら、私は断言します。あなたは、大丈夫。

雨の中をひとりとぼとぼ歩くアルベールは伯爵と出会います。伯爵は、そんなアルベールを深宇宙への旅へと誘うのです。

伯爵ステキ! まあ全ての元凶はあなたなんですけどね。(・∀・)ニヤニヤ

アルベールは伯爵と共に宇宙へ旅立ちましたよもう、手遅れなの?
国民議会堂ではモルセール将軍の演説会が行われようとしています―エデ、立つ。

雨の中家に戻ったユージェニーを待っていたのはカバルカンティ侯。彼はアルベールは既に宇宙へ旅立ってしまったことを告げます。何の申し開きも出来ぬままアルベールと離ればなれになったことを知ったユージェニーは失意の涙を流すのでした。舞台変わって国民議会堂ではアルベールの父、フェルナン・モルセール将軍の大統領選出馬の演説会が開かれるところです。
エデは静かにこの時を待っていました。10年前の裏切りの恨みを晴らすため、今起ち上がります。いざ議会堂へ。

さあ伯爵一派はここで一気にモルセール家を追い込みにかかります。次週「幸せの終わり、真実の始まり」を待て、しかして、希望せよ!

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